これもう聖書だろ・・・。王道を極めし至高の幼なじみ百合!あの娘にキスと白百合を5巻
今回は、缶乃さんのあの娘にキスと白百合を(5巻)を紹介したいと思います。
この物語を一言で表すと神です・・・。最高。主役組の物語に、それぞれ1巻ずつ違うペアが登場し、物語に彩りを与えてくれます。
王道でしっかり練られたお話に心奪われた人も多いはず。
やっぱ王道っていいですよね・・・!
ここから怒涛のネタバレです。ご注意ください。
早速、登場人物紹介に行ってみましょう。
今回は、この巻のメインである二人にスポットを当てていきます。(主人公組はまたいつかやります)
・伊藤紗和・・・高校二年生。赤いネクタイ・茶髪の方です。いつきの幼なじみ。快活でさばさばしてる子です。
・西河いつき・・・高校一年生。緑色のネクタイ・金髪っぽい方です。紗和の幼なじみ。美人でスタイル抜群。おしとやかで性格もいいと評判。でも実は愛が地球より重い。
・愛が重い女、西河いつきを攻略せよ!!
この物語は、二人が生徒会の仕事で再会するところから始まります。実は、小学1年生以来という超お久しぶりの二人。顔も身長も変わってるし、もはや誰だっけレベル。
そして案の定、問題が発生します。そう、紗和がいつきの事をきれいさっぱり忘れてしまっていたのです!(むしろ覚えてるいつき凄くない!?)
はじめましてと挨拶したことにより、冷戦状態に…。
しかし、なんやかんやでいつきが幼なじみであったことを思い出します。
すると、いつきから怒涛のデレデレが。そして、
いきなりキス。 いや急すぎるだろ。
なんでも昔はよくやってたらしい。いや、それでもダメだろ!もう、高校生や君らは。
そしてなんやかんやで段々元のように仲良くなるいつきと紗和。
いつき、もうデレッデレやん。最初は般若みたいだったのに…。ゼロか100かのグラビティ女・いつきに困惑する紗和(読者はニヤニヤしてる)。
しかし、ここでただいつきの愛が重いだけでは、一方通行の日常系アニメあるあるで終わってしまう。そうはならないのがこの漫画の素晴らしいところなんですよ…。
・恋は気づいた時が一番美しいんだよなあ みつを
いつきからたくさんの愛を送られる日々が続く中で、紗和は自分の気持ちと向き合い始めます。いつきの気持ちに自分は答えられるのか。自分にとってのいつきとは。
そんな中迎えた映画デート。その過程で、徐々に徐々に自分の中の独占欲、いつきへの想いに気づいていきます。この流れは本当に素敵なので、ぜひ読んでください!
そして、紗和はついに一つの答えを導き出します。
なんて綺麗な表現なんだ。俺、日本人で、百合好きでよかった・・・。
そして、愛を確かめた二人。この後も度々あのキスに現れては、そのイチャイチャを見せつけてくれます。メインの巻が終わっても、続きを見せてくれる。缶乃先生のご配慮に感謝、感激、あめあられ。
皆さんもこの百合漫画界の聖書、「あの娘にキスと白百合を」を是非読んでみてください!